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[コラム] Sghr/菅原工芸硝子のものづくり

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Sghr のものづくり

1932年に創業した菅原工芸硝子株式会社は、その歴史の始めより一貫して、手仕事によるガラス製造にこだわってきました。1970年代には、自社開発と自社販売を始め、それにより多くの新製品が生み出されることとなりました。現在、Sghrというガラスブランドとなり、その商品数は4000種類を超えています。日々、職人たちがものづくりに熱中し、切磋琢磨する工房の様子は、創業より変わることのない光景です。

 

 

九十九里の工房

雄大な太平洋に面し、長く大きな海岸線がどこまでも広がる千葉九十九里。ここに、Sghr の全ての製品が生まれる工房があります。この心地よい海風が吹き抜ける工房で、職人たちが日々ものづくりに向き合っています。
九十九里の工房では見学やガラス制作体験をする事ができ、そのほかにも、カフェとファクトリーショップを併設しています。

 

Sghr の技術力

Sghrには現在4000種類以上の製品ラインナップがあり、その製法は製品によってさまざまで、必要な技術も異なります。さらに毎年新しい製品を発表するなど精力的なモノづくりの秘訣は、技術の幅の広さ、そしてそれぞれの職人が磨き上げてきた独自の技術があるからです。
すべて手作業で作られているとは思えないほど高品質なプロダクトたち。それを可能にしているのは、経験にもとづいた総合的な技術力あってこそ。その日その時で変化するガラスの状態を見極め、手の感覚だけで一瞬のうちに厚みや重さを数ミリ、数グラム単位で調整していきます。これができるようになるには、経験と技術が身体に染み込む年月が必要です。

Sghr では、現在6名の職人が「江戸硝子」の伝統工芸士*に認定されています。
*国が指定する伝統工芸品の製造に従事している技術者のなかから、高度の技術・技法を保持する職人を認定する認定する制度。

 

 

ガラスは成形前、約1400℃にまで熱され溶けていて、約600℃で冷え固まります。温度等の条件によりその状態も変化し、完全にコントロールすることはできません。その間、ガラスが最高に美しくなる一瞬を逃さずに捉えてカタチにする。ガラスの特性を最大限に引き出すと、驚くほどの美しさを時折見せてくれることがあります。
そんな“生きているガラス”の奥深い魅力や美しさ、そして可能性にSghrの職人たちは魅了され続けています。

 

職人=デザイナー

Sghr の多くの製品は、職人自らの開発、デザインによるものです。ガラスの特性をよく知り、そのまだ見ぬ可能性に魅了された職人だからこそ、ガラスならではの魅力や美しさをカタチにすることができます。売れることを基準にした開発はせず、職人たちが真摯にものづくりに向き合い、心から楽しみ、試行錯誤した結果として生み出された「こころ」をもった製品こそが、使う人の暮らしを本当の意味で豊かにできると考えているからです。

それぞれに独自の技術と感性でもって、日々ものづくりに励む個性豊かな Sghr の職人たち。熟練した職人であり、使い手の暮らしを想うデザイナーであり、ガラスの新たな表情を生み出すクリエイターでもある、彼ら彼女らのガラスに対する情熱や探究心は止まることを知りません。

 

 

確かな技術と開発力から生まれるもの

これまで、確かな技術と開発力を掛け合わせ、唯一無二のガラス製品を数多く生み出してきたSghr。それらが、暮らしの中で新たな価値をもって、日々に溶け込んでいることがSghrの職人たちの喜びです。ガラスの美しさが際立つデザインと、手作業で作られたとは思えないクオリティー。暮らしにそっと寄り添うSghr商品の魅力をぜひご体感ください。

 

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