TY/022 ボウル 200
2016/のTYシリーズは、スタッキングが可能で世界の日常に使えるスタンダードなテーブルウェアです。
デザイナーの柳原照弘は磁器の製造工程の中で必ず起こる釉薬の現象をヒントに、完全と不完全の美が共存するデザインを提案しました。
日本で古くから信仰される、不完全にこそ美が宿り、美しさを感じるという思想のもとに、有田ではこれまでは失敗としていた釉薬のムラを肯定し、1点1点違った表情を見せる特徴的なテーブルウェアをデザインしました。
釉薬の濃淡や質感の違いなど、天然原料と手作業でにより生まれる風合いをお楽しみください。
和にも洋にも合うミニマルなデザインと、釉薬の質感が美しい20cmボウル。
同じシリーズの20cmプレートと組み合わせて蓋付の容器として使えて、重ねる事もできます。
サラダボウル、丼もの、麺類などにおすすめです。
[デザイナー:柳原照弘]
1976年 香川県高松市生まれ。2002年 自身のスタジオを設立。「デザインする状況をデザインする」という考えのもと、国やジャンルの境界を超えたプロジェクトを多数手がける。
2011年より、「新たな創出の場」として京都に国内拠点を移し、世界との接点を生み出すべくプロジェクトを企画、展開している。
DESIGNEASTディレクター、KARIMOKU NEW STANDARD クリエイティブディレクター。
主なクライアントはKARIMOKU NEW STANDARD、 LIM HAIR、木村硝子等の国内企業からOFFECCT (スウェーデン)、PALLUCCO (イタリア)、SERGIO ROSSI (イタリア) 等、国外でも多数のプロジェクトに携わる。
[2016/(ニーゼロイチロク)]
有田焼の歴史と技術を継承しながら現代の日常に馴染む革新的なデザインを発表している陶磁器 ブランド「2016/」。
四世紀もの間受け継がれてきた、職人による技と、海外で活躍するデザイナーの感性を融合させ、これまでにない現代的な器のシリーズを開発しました。
多様な文化背景を持つデザイナー達が有田焼を再解釈し、有田の技術を結集して世界の日常に寄り添う新たなスタンダードを生み出しています。
1616年に九州の北西部に位置する有田の山の中で偶然発見された陶石の欠片は、人々の知恵と努力によって美しい陶磁器に姿を変え、400年もの間、世界中の人々を魅了してきました。
歴史や時代に翻弄されながらも、有田の人達は探求を繰り返し、色あせる事のないものづくりの精神は今日の有田を支える人達に受け継がれています。
2016年に、400年という節目の年に、世界に散らばる16組の優れたデザイナーと共に、新たな陶磁器 ブランド「2016/」が誕生しました。
※製品の特性上、釉薬のムラ・濃淡、釉薬のはじき、鉄粉などの表出がある場合があり、また1点1点に個体差があります。
※特殊な釉薬を使用している為、水分・油分を含むものが器に触れた際に染みがつくことがあります。予めご了承ください。ご使用前に水に晒していただくと染みなどがつきにくくなる場合がございます。
※お使いのPCモニターやスマートフォンの機種、撮影環境によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。
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