ソギポット 墨貫入

中国茶の急須を彷彿させる丸みを帯びた形のソギポット。
釉薬のヒビに墨を浸透させた墨貫入の入る釉薬を施した後手急須です。
注ぎ口が短く、両手の中にぽってり、すっぽり収まる小ぶりなつくり。

貫入（かんにゅう）は表面の釉薬にヒビをつける伝統的な手法で、1960年代頃に流行しました。
この懐かしくもある貫入のヒビに墨を浸透させてつくる墨貫入は新しく優しい風合いで使うほどに味わい深くなります。

茶こしは急須の本体に直接穴が開けられた胴穴式 。一つ一 つ職人が手作業で穴を開けています。

お使いいただくうちにだんだんと貫入部分にお茶の色が染み込みますが、風合いとしてお楽しみくださ い。
使い始めは、まれにピキッと新たな買入の入る音がする場合がありますが、使用には問題ございません。

小ぶりな見た目ですが、約3～4杯分入れられて便利なサイズ感。
中国茶や紅茶、粗目の緑茶を淹れるのにおすすめ。酒器としてもお使いいただけます。
使い込むほどの味わいの出る育てる急須です。

[南景製陶園/ナンケイセイトウエン]
昭和47年に、三重県四日市市で創業した萬古焼の窯元。
萬古焼は約300年前に最初の窯が開かれ、耐熱性に優れており土鍋も有名です。
南景製陶園は創業以来、主に急須や茶器を作り続けてきました。
日々新しい発想や授かった智恵を取り入れながら故からの技術を守り、大切にものづくりを続けている窯元です。

※お使いのPCモニターやスマートフォンの機種、撮影環境によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。