Sencha 320 急須 (黒練)
シンプルで直線的なかたちはどんな空間にもしっくり馴染みむ南景製陶園のSenchaシリーズの急須。
浅く広い形は、茶葉がじっくりと広がり湯流れが良く、洗いやすさ、安定感のあることがこの形状の利点です。
Senchaシリーズの急須は、本体も蓋もシンプルで直線的。焼成時に変形しやすい陶器で生み出されるその造形美は職人の技術力の高さを伺わせます。
シンプルなだけでなく使いやすさにもこだわり、取っ手の形状や注ぎ口の角度など、誰のどんな手にもしっくりと馴染む心地よさも魅力の一つ。
急須本体と同じ土で作られた”共茶漉し”もポイントで、ひとひとつ職人が手作業で穴を開けて仕上げているとは思えない美しさです。
程よい大きさでしっかりと茶葉をキャッチしつつ、湯流れの良さ、旨味の素である小さな茶葉は通す設計にこだわっています。
感動的なのは、注ぎ口の水切れのよさ。旨味が凝縮された最後の一滴まで気持ちよく注ぎきることができます。
”黒練”の陶土は昔から急須用に配合されている鉄分を多く含む赤土ですが、釉薬をかけずに鉄分が黒くなる方法で焼しめています。
釉薬をかけないことで、その表面の細かな凹凸が、お茶の渋みを程よく緩和し、まろやかで美味しく変化させます。
蓋と本体の間に擦り粉を付け、お互いを回転させながら擦り合わせることで密着性が高まる「擦り合わせ」の作業は、
蓋と本体をしっかりと合わせる為、古くから本格的な急須の製造工程で行われています。
その「擦り合わせ」の時に炭化された黒い表面が削れ、擦り合わせた部分は中の赤土が見えてます。
使い込むほどに表情を少しずつ変え、色合いが豊かになります。黒練の素材感と色、昔ながらの工程による味わいをお楽しみください。
約3~4杯ほどを淹れられる便利な大きさでご家族での団らんや来客用におすすめです。
口径が大きく浅いので洗いやすいのも嬉しいポイント。
[南景製陶園/ナンケイセイトウエン]
昭和47年に、三重県四日市市で創業した萬古焼の窯元。
萬古焼は約300年前に最初の窯が開かれ、耐熱性に優れており土鍋も有名です。
南景製陶園は創業以来、主に急須や茶器を作り続けてきました。
日々新しい発想や授かった智恵を取り入れながら故からの技術を守り、大切にものづくりを続けている窯元です。
※表面に黒く班が出る場合がございますが、商品の風合いとしてお楽しみください。
※お使いのPCモニターやスマートフォンの機種、撮影環境によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。
- 素材
- 炻器
- サイズ
- 約19×12.5×5.3cm
- 容量
- 320cc
- 原産国
- 日本(京都)
- 取扱い
-
レンジ:×、直火:×、食器洗い機:×
茶渋が気になる場合は薄めた食器用漂白剤につけ置きしてください。
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